店主日誌
2005年7月

7/29
(土)

 明日は今年2回目のちとしゃん亭。朝からハイピッチで片付けたので通常の閉店時間には準備が終わった。なにしろ店内の沢山の三味線、小物、棚という棚を、後でトラブルが起きないように細心の注意を払い全部車庫に移動させ、中は畳とゴザを敷き、座れるように用意する。

 明朝は音響セットの後、音だしチェックを経て午後、順次出演メンバーの軽いリハを進めるうちにあっという間に開演時間になる。打上げのアルコールなどの飲み物や簡単なつまみの手配も済ませた。隅田川の花火の打ち上げる音に混ざって三味線や笛、尺八の音が奏でられ、85歳のおばあちゃんの、江戸花火のように鮮やかな美声が空に舞うことだろう。

7/7
(木)

 今日は七夕。たなばたさま、月の砂漠、東京音頭、明治一代女、湯の町エレジー、ソーラン節。三味線を携えてS&M、近くの老人病院を慰問。

7/3
(日)

 セール初日から2週間経過。中身の濃いィ日々がぶっ飛んでいく。今日はほっと一息のはずの日曜日だが、間に合わない仕事があり店に出る。S・山口は朝から近くのホールの民謡の発表会のお手伝いに。さっきその場所から電話が入り、出演者のうちのお客様がころんで糸巻が外れなくなり棹もひびが入ったので代わりの三味線を持ってきてくれということで私が急いで駆けつける。

 M・山口は、これも早くから何丁もの『MUGEN21』の音だしチェック。店の休みをいいことに店内足の踏み場もなくとっ散らかして延々とテストの繰り返し。終わる頃には参ったタヌキ目。