店主日誌
2003年1月

1/31
(金)

 ニューヨークへ着いたばかりの上妻宏光氏よりうれしいメール有り、旅の幸運を祈る。
  夜カメリアホールへ渋谷和生氏を見に。五大民謡の「前奏曲です」と言いながら流暢に話でつないで曲を奏でる氏に経験の積み重ねを聞く。

1/30
(木)

 雑誌『たいころじい』を見て島根よりお客様来店。昔登った伯耆大山や隠岐の島に行った事など懐かしく話しているうちに、大山と、隠岐の島に渡る境港は鳥取県にあることを知らされ、島根県だとばかり思っていた長年の思い違いに赤面す。

1/17
(金)

 弘前より上野に着いてすぐその足でお客様来店。今夜、代々木上原の『上妻宏光&あんみ通』のコンサートを見に来たそうだ。三味線かとうは邦楽ジャーナルの依頼で、開演2時間前のそのロビーで「三味線に触れよう」コーナーを受け持つことになっている。両山口選手は美人弘前嬢と夕方の再会を約束し、寒風の中7丁の三味線を車に積みこんでダッシュ良くスタートを切った。

1/12
(日)

 早朝、中国映画のチァン・イーモウ監督『あの子を探して』を見る。数日前見た同監督の『初恋の来た道』では、ひたすら「待つ」ことを。そしてこれは、ひたすら「探す」ことを。

1/6
(月)

 初仕事。全員で今年1年の抱負を語り合う。とかく先ばかり見てしまう癖のあるイノシシ生まれの店主は「今年は時にはゆっくり振り返りながら、一歩ずつ歩みを進めることを心がけたい」と自戒し。夜は珍しく新年会などと言って皆とおいしい酒を酌み交わし一年の健康と健闘を期す。

1/5
(日)

今日で3日目、店と倉庫の整理を試みるがとうてい最後までは片付かず。

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