店主日誌
2001年4月

4/22
(日)

★世界ヘビー級チャンピオン、あのレノックス・ルイス(英)がハシム・ラーマンに5回KO負け。テレビで見たがルイスの右ストレート、右アッパーは当たれば死ぬよと思うほど強烈で怖かった。でも確実なヒットがないまま、5回を迎えた。左ジャブの連続でルイスをコーナーに追い詰めたラーマンが右ストレート一発で巨象のようなチャンピオンをマットに沈めた。凄い! ふ〜うと大きなため息でワタシは呼吸を整えた。

4/21
(土)

★昨夜、新宿の東京厚生年金会館で『木下伸市リサイタル』を見た。第1部はソロで、2部はハンガリー舞曲第5番(ブラームス作曲)に始まり、雷光、月の影、海流、天風(木下伸市作曲)いずれも和田薫編曲。共演に笛の一噌幸弘、和太鼓の茂戸藤浩司の他、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス隊をバックに従え、もの凄い演奏が終わった。何がもの凄いかは私は音楽家でも批評家でもないので上手く言葉を並べる事は出来ない。ただ編曲の見事さにもより、今まで見たことのない津軽三味線の新境地が開かれたと言っても間違いはないだろう。このコンサートに立ち会えたのはシアワセ。見る事が出来なかった人たちは、残念デシタ。

4/16
(月)

★ナス、キュウリ、トマト、ししとう、つるなしインゲン、赤ピーマン、大葉の苗を買い込んだ。家の裏の1坪ほどの狭い空き地にビール大びんの箱6個を台にして、厚ベニヤを上に敷き、更にビールびんの箱より背の高い酒のびんの箱を乗せ、その上に二枚目のベニヤを敷いた。そして又その上にビールの中びん3個を乗せそこにベニヤ2分の1を置く。これで立派な4階建てマンション畑の出来上がり。畑として使えるのは3、4階部分だけ。それでもプランター10個は充分に置くことが出来る。陽が当たりにくく、風通しの悪い場所ではこのような知恵が必要ナノダ。プランターの底に鉢底用の石を敷き、腐葉土の混ざった混合土を入れ、一個のプランターに2個ずつ苗を植えたノダ。

4/14
(土)

★朝9時前に木下伸市さん到着。ラッキィ池田さんのほかTBSスタッフ達も集まり、スタジオの永六輔さんより第一声で現場レポート生中継が開始。先ず、ラッキィさんが三味線かとうの店頭でスタジオに向けて、これから木下伸市先生に津軽三味線を習いますのやりとりで始まる。
 2回目はラッキィさんが外から中継のまま店内に入り、木下さん、私達とおはようございますの挨拶の後、いよいよ触った事のない三味線を手にし、木下先生の指導のもと撥を糸に当てようとするが当然うまく当たらない。この時からラッキィさんの猛練習が始まり1時間後の3回目の中継の時には音合せから、そして『じょんから』の第一節が繰り返され、途中で撥の角が小指に当たってしびれて痛いと泣きが入る。
 更に、1時間後の12時20分頃、最後の中継が始まると同時に、ゆっくりだがラッキィさんは『じょんから』のひとふしをノンストップで弾いてしまった。にぎやかにギャグも交えながら真剣に津軽三味線に取り組むラッキィさんはとてもチャーミングだった。木下さんは時間内で少しでも形にさせるんだという一生懸命ぶりでラッキィさんに休みを与えずに教えた。生中継は最後まで笑いが耐えなかったが、二人の真剣さは傍で見ていて快感!

4/13
(金)
★明日ラッキィ池田さんが使用する練習用三味線が破けているので遅くまでかかってやっと間に合わせる。
4/12
(木)

★TBSラジオより連絡あり。14日(土)生放送“土曜ワイドラジオ東京”の『ラッキィ池田の伝統芸能に入門・津軽三味線に挑戦コーナー』で木下伸市さんが津軽三味線を教える事になり、三味線かとうをレポート現場にしたいとのこと。もう喜んで……お受けする。

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