タイトル 翔ぶShamisen 国本武春バンド 日時 1990年7月27日(金) 日暮里サニーホール、開演7:00pm 出演 国本武春(三味線、ボーカル)、岩崎節子(曲師)、松浦基悦〈キーボード〉、名取豊広(ギター) プログラム 一部 武春の浪花節からエレキ三味線へ 主催 三味線かとう 『エレキ三味線』出現!! 浪曲は大衆芸能である。決して古典芸能でもない。その時代その時代に合った演者が、その時代に合ったテーマを、その時代に合った節で語る。
他の芸能・音楽とて同じ事で、今でこそ古典だとか名作だとか言われている作品の全んどが、出来た当時は新作であり、その時代をとらえた
タイムリーな物であったに違いない。もちろん、そうした古典や名作を明日に学び伝えて行く事である。しかしその一方で、
今をとらえた新しい物の出現がなくて良いのだろうか? 新しいメロディー、新しいテーマ、新しい音が生まれて来なくて良いもの
だろうか?‥‥‥これが、大衆芸能である浪曲の世界に身を置く私の疑問であり、明日へのテーマでもある。 【1990年7月27日 翔ぶShamisenコンサートちらしの裏書き】より |